AQUA HEALTH COMMUNICATIONS
HOMEへ戻る
 水想観
Vol.15 平成16年3月

[ 変化できるものが生き残る ]
 

 1月31日(土)、1日(日)の両日、日本スイミングクラブ協会・生涯水泳科学研究委員会が企画する『平成15年度生涯水泳シンポジウム』が、福岡県北九州市の北九州プリンスホテルスイミングクラブで開催された。昨年大阪市で開催された「人気プロラムを探る」の第二弾。当日は遠く新潟、関東を始め、北陸、東海、近畿、中国などの圏外地区や沖縄を含む九州地区を中心に80余名の参加があり、シンポジウムの人気のほどが伺えた。特に講師陣は東西のアクアダンス界で人気・実力兼ね備えた伝説の「カリスマ・インストラクター」が顔を揃え、2日間にわたって実技講習とシンポジウムが行われた。地元参加者からは、九州地区ではこれだけの顔が勢揃いするのは、元寇以来???とか言う声も。受講アンケートでも講師陣、中身共に大満足、とても刺激を受けた。という声が大半を占めた。ただ、中高年受講者からはダンスだけでなく、シニア向けの水中運動の実技講習もとの声も。

 シンポジウムは『人気プログラムへの秘訣』と題して「世代別の人気プログラムの今後」と「地方における人気プログラムの現状と展望」の二部構成で行われた。第一部「世代別の人気プログラムの今後」では、『アクティブ アクア ヨガ』の村上理香氏が、「新しいもの取り入れていく姿勢が指導者として何よりも重要。さらにニーズに応じたゴールを用意すること。特にこれからは、ヨガとピラティスがプログラムの中心となる予感がしている」と。『ショーアップ アクア ウィズ マーシャル』の坪井啓子氏が「指導者として必要なものは、ウェア・外観・人柄・経験・知識・ひたむきさなどが必要。継続させるための何かは…それぞれのゴール(目標)があるものの、内容は起承転結のある長寿ドラマのようなもの。ズバリ、水戸黄門アクア」と両氏が自説を披露した。

 第二部「地方における人気プログラムの現状と展望」では、地元福岡県・ブリジストンSC久留米選手コースヘッドコーチの濱口有子氏は、「プログラムそのものを求める前に肝心なことを忘れてはいないか!? 例えばエルボーアップを指導する時にどの筋肉が働いているのかということを観察していますか? 練習の効果を検証するためにデータを取っていますか? 先ずは原点を見失わないことではないでしょうか!」と地元の指導者に対して熱く語りかけた場面で一瞬場内が静まりかえった。「また、そういう意味で中央と地方の差は情報と指導者不足にある。」と指摘。一方、『機能改善アクア』の尾陰由美子氏は、「顧客側もきちんとした情報を求めている。当然プロの指導者として求められることは、データの計測収集提供とそれによって裏付けられた専門的知識である。また、中央と地方の差はないが、確かに生の情報が入りにくく、情報交換や刺激しあう機会が少ないとう一面がある。今後は機能改善と予防とパーソナル的な指導とシェィプアップ・ファン系のグループ指導に2極化してくるのではないか」と示唆に富んだ見解が述べられた。

 3時間という長丁場にも係わらず、シンポジウムがあっという間に終わってしまったと感じるほど、シンポジスト四氏の熱いエネルギーが受講者に伝えられ、中には感激のあまり涙を流しながら、今までのもやもやが吹き飛んだ。このセミナーで勇気を頂いたと講師に語る感動のシーンもあり、初めて九州地区で行われた「生涯水泳シンポジウム」は興奮の中に、感動と感激を受講者の心に与え、大盛況のうちに終了した。

 今回の「生涯水泳シンポジウム」を総括すると、『自らが変化の担い手となり、仕事に情熱を傾けよ!!』「自分自身が変わろうと決意することが何よりも重要だ。変わることで成長ができ、自己改革こそが世の中を変える大きなエネルギーになる」という示唆では?!まさに『SC復活の法則』の第四の法則がこれに当たる。進化論の著者ダーウィンは、自著の中でこう述べている。『強いものが生き残るとは限らない。賢いものが生き残るとは限らない。変化できるものが生き残ることが出来る。』と。

(有)アクアヘルスコミュニケーションズ
大方 孝

 
 

 

ご意見・ご感想等お聞かせ下さい。

下記フォームに必要事項を入力して『送信』ボタンを
1回クリックして下さい。

お名前 :
所属名等:
ご住所 :
ご連絡先:
E-mail :

ご意見・ご感想など

  


<戻る>

有限会社アクアヘルスコミュニケーションズ
〒177-0052 東京都練馬区関町東 1-25-10
TEL/FAX 03-3928-1333
Email  info@ahc-aqua.com