AQUA HEALTH COMMUNICATIONS
HOMEへ戻る
 水想観
Vol.14 平成16年2月

[ 変化の担い手になれ!! ]
 

 31兆3234億円。この数字をご存知だろうか!? 01年度の1年間に国民が医療機関にかかった医療費の総額(国民医療費)である。これは国家予算のおよそ4割に達する膨大な額だ。65歳以上の医療費の合計は、15兆3,950億円で医療費全体の49%に達する。国民一人当たりに換算すると24万6100円で、65歳以上は67万3200円で、65歳未満の15万2600円の4.4倍。75歳以上は、86万1100円だった。家計に置き換えると、給料の4割が医療費に費やされ、その医療費の半分を年寄りが占めているという勘定になる。

 国民皆年金と国民皆医療保険が始まった1961年、総人口に占める高齢者(65歳以上)の割合は、僅か6%であった。それが今では19%にも達する。このように少子化と高齢化が同時進行で、しかも最速で進展する日本の未来は一体どうなるのか?! 超高齢社会の行く手には、健康、介護問題、年金・健康保険などの社会保障、財政(税負担)等社会生活のさまざまな面で、問題が山積している。

 こういった状況の中で、地域社会に根づくスポーツ施設の役割や社会貢献という観点から、一体何ができるのか、なにをすべきなのかということを問いなおしてみる必要があるのではなかろうか。このままの状況のまま推移すれば、当然のことながら高齢者の増大に伴い、医療費も増え続けることに。さらに、寝たきりの状態となれば本人含め家族の経済的、物理的、精神的な負担も相当なものになることは容易に想像がつく。同時に介護保険の負担も増えるのである。

 この「寝たきり」「介護」「負担増」という負のサイクルをどう解決するか。スポーツ施設の活動・役割の中に「幸せの方程式」を解く鍵があるのではないか。当時を振り返ると、なにか「世のため、人の為に」役立ちたいという志と使命感に突き動かされていたようだった。教室を立ち上げた次の一手は、この水中運動のプログラムを世に広めること。普及させることが何よりも「幸せの方程式」を解く鍵がある。

 そう思うと居ても立ってもいられずに、1998年M市の高齢者福祉課・いきいき施策係を訪ね、一つの提案を行った。中高齢者対象の「介護予防」を目的とした「水中運動健康法無料公開講座」の企画提案である。当時ちょうど医療費の個人負担が増えたこともあり、「ためしてガッテン」や「生活ホットモーニング」などマスコミなどでも水中運動が注目されていた時期でもあったので、このスポーツ参加のきっかけづくりとなる「水中運動健康法無料公開講座」は参加者が殺到し、このM市のタイアップ事業も順調に滑りだした。

 『SC復活の法則』の第三法則は、なによりも『志と使命感』を持つこと。そして、市長村の担当者とのネットワークづくりの要諦は、私利私欲を捨て情熱を傾けること。その熱意こそが「世の中の壁」を乗り越える力となる。組織においても従来と同じ状態では、新しいことに取り組む意識は希薄になる。新しい組み合わせを考えることが重要だ。まず仕組みを変えることが個々の能力を高めることに繋がる。そして、経営者、支配人が変わろうとしなければ、組織は変わらない。先ずは、自らが変化の担い手になることが一番重要ではないだろうか!?

(有)アクアヘルスコミュニケーションズ
大方 孝

 
 

 

ご意見・ご感想等お聞かせ下さい。

下記フォームに必要事項を入力して『送信』ボタンを
1回クリックして下さい。

お名前 :
所属名等:
ご住所 :
ご連絡先:
E-mail :

ご意見・ご感想など

  


<戻る>

有限会社アクアヘルスコミュニケーションズ
〒177-0052 東京都練馬区関町東 1-25-10
TEL/FAX 03-3928-1333
Email  info@ahc-aqua.com