AQUA HEALTH COMMUNICATIONS
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Vol.34 平成21年1月

 

どこでも出来る介護予防対策!

 今月もお読み頂きまして有り難うございます。前月は、2009年の業界の展望と課題について私見を述べさせていただきました。スイミングスクールやフットネスクラブなどのヘルスケア事業者にとって、真のコンペテーターは、任天堂DSやWiiFit、i-Podなどのゲーム機や体組成計・歩数計などの健康関連商品、そしてクロスウォーカー、ウォーキングシューズなどの機能性スポーツ用品、エクササイズDVDやエステティックサロンなどのダイエットプログラムなどがライバルとなります。さらに、茶系飲料や食用油など中性脂肪値改善の訴求効能を持つ特定保健用食品…なども競合相手となります。これらのバーチャルなサービスや健康関連商品に対抗したリアルなサービスを徹底的に追求していくことが大事になります。
ヘルスケアビジネスの要諦は、ずばり! “専門化” です。“人財の専門化”を図り、『専門家』を抱える“専門店”が、何よりも時代の変化に対応する処方箋です。これこそがリアルサービスの究極の極意です--といった要旨でしたが、如何でしたか?

 さて、今月は弊社が受託した東京都府中市の「介護予防水中プログラム事業」の概要についてご報告します。
 府中市は、東京都のほぼ中央に位置する多摩東部(日本橋より西30km、新宿より西22km)の都市です。府中町と多磨村、西府村の1町2村が合併して昭和29年4月1日に「府中市」が誕生しました。
 西暦645年の大化の改新によって武蔵国の国府が置かれ、政治や経済と文化の中心として栄えてきました。鎌倉時代には、鎌倉幕府軍と新田義貞が戦った多摩川の古戦場(分倍河原の戦い)もあり、江戸時代には甲州街道の宿場町として栄えました。
 現在、市役所の隣には、大国魂神社(武蔵国総社)が鎮座し「暗闇祭り」という国府祭も開催されます。また、日本ダービーで有名な府中競馬場や多摩川競艇場などの娯楽施設や東芝・NEC・サントリーなどの工場、明星大・東京外語大・東京農工大といった大学施設、京王線府中駅前にはイトーヨーカドーや伊勢丹などの商業施設や航空自衛隊府中基地・府中刑務所・警視庁運転免許場・警察大学などの公共施設なども揃い、歴史・文化・商工業・交通・行政などの要所となっています。人口は凡そ24万2千人、65歳以上の高齢者の人口は約4万3千名で高齢化率は17・8%という人口構成となっています。

 次に「介護予防水中プログラム事業」について、ご参考までに簡単にご説明します。
 運動指導の中身は、室内温水プールで行う水中運動で、高齢者にとって安全・効果的な内容で特定の種目に偏らず様々な身体機能のトレーニングを含んだ総合的な運動プログラムを行ないます。1教室2ヶ月、全8回を1クールとして行い、1回当たりは問診血圧測定を含み2時間です。対象者は65歳以上で介護認定を受けていない高齢者で、介護予防健診を受信した人です。参加人数は概ね20名程度です。スタッフは、現場責任指導員1名、指導員1名、看護師1名で行います。指導員の資格は、中学・高校の保健体育普通教諭免許状を取得し、日本アクアエクササイズ協会認定水中運動指導士または日本スイミングクラブ協会認定アクアフィットネスインストラクター若しくは同等以上の資格を有する者。尚、現場責任指導員は、日本スイミングクラブ協会認定メディカルアクアフィットネスインストラクターの資格を取得し、高齢者を対象とした介護予防水中プログラムについての指導経験があることが望ましいとなっています(要履歴確認)。
 また、事業報告は、

  1. 1教室に付き事前・事後に体力測定を行い、個人評価をすること。測定項目は、握力・開眼片足立ち・椅子立ち座りテスト全3項目とする。
  2. 水中介護予防プログラム事業における満足度・継続意欲に関するアンケートを作成し、事業評価をすること--などです。
     さて、この介護予防水中プログラム事業業務内容をご覧になり、読者の皆様は何か閃きましたか?! ズバリ“介護予防水中プログラム”のビジネスモデルの要点は、
  1. 高齢者を対象にした水中運動プログラムであること
  2. 指導員は水中運動の有資格者であること
  3. 測定と評価やアンケート等の事業報告を行なう、という3項目です。

 つまり、この内容から見る限り、弊社に限らず一般的なSC施設においても“水中介護予防プログラム”のビジネスモデルは既に存在しており、スタッフも確保されているはずです。にもかかわらず、その“お宝”が活用されずに休眠状態にあるのは、誠に残念で勿体無い限りです。
 水中運動を指導している皆さん!! 世のため、人のためにも、水中運動の普及に努め、介護予防対策市場を掘り起こすために、積極的にその一歩を踏み出しましょう!! “YES,WE CAN!”
なるほど、なるほど。最後までお読み頂きまして有り難うございました。読者の皆様に、何か良い“気づき”があれば幸いです。では、今月はこの辺で。

(有)アクアヘルスコミュニケーションズ
大方 孝

 
 

 

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