AQUA HEALTH COMMUNICATIONS
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Vol.32 平成20年11月

 

メダボ健診とビジネス

 今回もお読み頂きまして有り難うございます。
 前月号では「メタボ対策 義務化3ヶ月・『特需』期待肩すかし」についての記事をご紹介しました。如何でしたでしょうか?!
 〜さて、今月は、メタボ健診に伴うアウトソーシング事業を大きなビジネスチャンスにつなげるには、どのようなアイデアや取り組み、仕組みづくりが必要なのか、その実例についてご紹介します。
 『杉並ウエストサイズ物語』という言葉をご存知ですか?!(杉並区が使用している「ウエストサイズ物語」という事業名は、現在「商標登録」出願中です)
 「杉並ウエストサイズ物語」は、杉並区の生活習慣病の予防、特にメタボリックシンドローム予防のための活動です。現在のメタボリックシンドロームの関連情報やその対策は、肥満を克服するために恐怖感をあおる手法が取られ、孤独な個人のダイエット作業になりがちです。しかし、ウエストサイズを減らそうと取り組む一人ひとりには、毎日の暮らしの中の家族や仲間とのコミュニケーションや協力、共同作業が欠かせません。そうした周りの人たちと共に楽しみながら健康になることの喜びを共感しあえることが重要と考えています。「杉並ウエストサイズ物語」は、腹囲を減らそうと取り組む一人ひとりにとっての、家族や仲間を巻き込んだウエストサイズ減少の物語づくりの活動なのです。
 キャッチフレーズは〜内臓脂肪を減らして、家族や仲間の笑顔を増やそう〜 です。さあ皆さん楽しく「杉並ウエストサイズ物語」にご参加ください!
 「杉並ウエストサイズ物語」は、一般区民全体を対象とした普及啓発事業を展開しており、具体的な取り組みとしては、次の3点が柱となっています。

1 杉並区民全体へのメタボリックシンドローム予防に関する理解度を高めるための普及啓発活動
2 杉並区民のメタボリックシンドローム予防を応援する運動環境や食環境などの環境整備活動
3 杉並区民で腹囲や体重の増加が気になり、生活習慣を健康的に改善したいと思っている方(腹囲減少チャレンジャー)への支援活動

 杉並区では、平成20年度の特定健診・保健指導の実施に先駆け、平成18年度からメタボリックシンドロームの早期予防対策として、「杉並ウエストサイズ物語」と銘打ち普及啓発事業を展開しています。
 その目的は、メタボリックシンドロームの理解の促進と、その予防のために健康的な生活習慣の獲得と定着を主眼としています。区民全体を対象とする「杉並ウエストサイズ物語」と、20年度からの特定保健指導(健診結果でメタボリックシンドローム、あるいはその疑いと特定された区民を直接指導します)との両方の活動で、区民のメタボリックシンドロームとその予備群の減少をめざします。
 こうした考えに基づき活動を展開することで、杉並区民が健康的な生活習慣を獲得することにより、杉並区が目指す「健康都市杉並」を実現するための取り組みが「杉並ウエストサイズ物語」なのです。(杉並区HPより)
※杉並ウエストサイズ物語
 http://suginami-waistsize.jp
※杉並保健所健康推進課 
 03-3391-1015
 この「杉並ウエストサイズ物語」の協働事業の一環として、杉並区と区内初の民間事業者として「スポーツハイツ・スイミングスクール」が、「杉並ウエストサイズ物語」運動サポーター協定を締結し、企画したのが「脱メタボ!ワンコイン水中チャレンジメンバー」の募集です。企画の概要はワンコイン(500円)で脱メタボ水中プログラムチャレンジメニューから好みのプログラムを3ヶ月10回受講するスタンプラリー形式で行なわれ、参加者が期間中に体組成の測定など目標を立てるという内容。目標達成者にはスポーツハイツからご褒美の特典も。さらに、期間中にウエストサイズ(腹囲)が1cm減るごとに施設利用招待券などが達成者にプレゼントされるというもの。「杉並ウエストサイズ物語」は6月7日〜11月16日の期間で開催されていますが、スポーツハイツの協働事業への参入は9月1日からでした。9月の1ヶ月間の利用状況は、登録者数67名(男性6名・女性61名)でした。その内女性6名がウエストサイズチャレンジャーでした。従がって、新たにこの事業がきっかけとなって61名が参加されたことになります。また、プログラムへの参加状況は、延べ156回で、内訳は、水中運動クラス38回、流水健康クラス35回、流水30クラス32回、アクアビクス39回、スイミング12回でした。
※スポーツハイツ
 http://sports-heights.com/
 03-3316-9981
 このように、市区町村などの地域の状況にミートしたビジネスモデルの構築は、地域に根ざしたスイミングスクールが最も得意とする戦略の1つです。
 経営の“情識”として、区市町村の担当課や健保組合などの保険者との情報交換などを活発にすることが重要な要諦となります。さらに、メタボ予防・解消のプログラムや教室、講座などの情報発信を含めた地域関係づくりを強化、継続していくマーケティング戦略が何よりも求められるところです。こうしたコツコツと小さな動力の積み重ねが大きな成果を生むことに繋がるのでは!?
 まさに、スポーツハイツの実例は、メタボ市場で“Think Global&Act Locally.”という「ミート戦略」を地で行く格好の事例と言えるのではないでしょうか。特に市区町村の協働事業では、先手必勝!! 先行逃げきりに活路あり!です。
 〜なるほど、なるほど。最後までお読み頂きまして有り難うございました。読者の皆様に、何か良い“気づき”があれば幸いです。 では、今月はこの辺で。

(有)アクアヘルスコミュニケーションズ
大方 孝

 
 

 

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