AQUA HEALTH COMMUNICATIONS
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Vol.31 平成20年10月

 

メタボ対策『特需』期待肩すかし

 今回もお読み頂きまして有り難うございます。
 前月号では「メタボリックシンドロームに関する知識と実践のギャップ」について?(財)健康・体力づくり事業財団が行った『平成19年度高齢者を中心とした健康知識と行動のちぐはぐ度調査事業報告書』(2008・03)?の“ちぐはぐ度”についてご紹介しました。では、宿題の正解です。( )内の数字は正しい理解率です。

  1. 妊娠中の喫煙は胎児に影響を及ぼす。(○96・3%)
  2. 野菜ジュースを飲んでいれば野菜不足にならない。(×87・4%)
  3. メタボでは、心臓病や脳卒中のリスクが増す。(○84・2%)
    日中に強い眠気に襲われる時は、医師等に相談すべきだ。(○77・1%)
  4. 小中学生はメタボの心配はない。(×75・9%)
  5. 眠れない時は、寝酒を飲むのが良い習慣である。(×75・8%)
  6. 歯周病は、口の中にいる細菌が原因である。(○70・7%)
    BMIは、適正体重の目安になる。(○61・7%)
  7. ご飯などの主食を毎食適量に摂取することが肥満の予防に繋がる。(○58・7%)
  8. 口腔の管理は寝たきり予防にも繋がる。(○50・2%)
  9. 特定保健用食品は生活習慣病の治療に用いる食品である。(×38・1%)
  10. ビール中ビン1本と日本酒1合のアルコール含有量は、ほぼ同じである。(○27・5%)
  11. 一度ついた内臓脂肪は、減らすのが難しい。(×22・7%)
  12. 腹囲が、男性85cm、女性90cmになるとメタボと判定される。(×12・9%)
  13. 癌になるリスク度は、5年間以上の禁煙で、たばこを吸わない人とほぼ同等になる。(×12・2%)

 さて、「メタボ健康検定」の結果は如何でしたか?!
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)改善のための特定健診・特定保健指導が始まって6ヶ月余りが経過しました。さて、今月は「メタボ対策 義務化3ヶ月・『特需』期待肩すかし」という記事をご紹介します。
『「メタボ特需」で会員数の増加を期待していたフィットネスクラブだが、個人、法人ともに出足が鈍い。各社は秋以降の個人商戦の盛り上がりに期待を寄せるが、法人はしばらく様子見を決め込むとの見方も多い。(中略)「追い風を期待していたが、ここまで、出足が悪いとは思わなかった」大手フィットネス幹部は、メタボ健診開始前の期待感と実際の落差をこぼす。業界第二位のセントラルスポーツが2007年4月に立ち上げた「メタボリック改善コース」。個人会員の本格的な動きはまだのようだ。指導員がマンツーマンで運動指導や食生活の助言を行うほか、各自の体調や体力に合わせてサービスを提供する。個人の動きはまだ鈍く、全国86施設で同コースを開講しているのは、現時点では一割の施設に留まる。それでもコナミスポーツ&ライフ(東京・港)の大石利光社長が「健診結果が本人に通知される秋以降、本格的に動き出す」というように、各社が期待している。一方、受注額が大きい法人の新規会員の出足はさらに悪い。企業の健保組合や市町村運営の国民健康保険は組合員の健診受診率などのほか、08年度を基準年として今後5年間の「メタボ該当者・予備軍」をどれだけ減らしたかという成績によって、後期高齢者医療制度へ拠出する支援金が最大で10%増減される。(中略)法人需要を取り込むには、転勤や出張があっても全国で施設が使える利便性が欠かせない。だが、実際に全国で施設網を整えているのは、コナミスポーツ&ライフやセントラルスポーツなどの大手で、中堅以下には難しい。07年にティップネスがオージースポーツ(大阪市)と業務提携したのも、東京と大阪の地域補完性を高めるのが目的だった。こう見ると、法人契約を増やしたいフィットネスクラブ各社は、向こう1?2年が勝負の時期となる。中堅が大手に対抗するには、「各地で強みを持つ中堅同士が手を組むことが不可欠」との声が当事者からも聞こえてくる。さらに再編を加速させるきっかけになるかもしれない。』(日経MJ6月20日記事)
 続いて、東京都福祉保険局(保健政策部健康推進課)が行なった特定健診・特定保健指導のアウトソーシングついての調査結果をご紹介します。
 特定健診は85・0%-92・8%が外部に委託する予定と回答。そのうち75・7%-89・8%は委託先が決っていない。
 特定保健指導は、87・5%-92・5%が外部に委託する予定と回答。そのうち88・9%-95・9%は委託先が決っていない。

  1. 特定健診の委託予定は?
    ・ 健保組合→あり‥・92・8%(決っていない‥・76・0%、交渉中・未交渉含む‥・24・0%)
    ・ 区市町村国保→あり‥・87・5%(決っていない‥・89・8%交渉中・未交渉含む‥・10・2%)
    ・ 国保組合→あり‥・85・0%(決っていない‥・88・2%、交渉中・未交渉含む‥・11・8%)
  2. 特定保健指導の委託予定は?
    ・ 健保組合→あり‥・92・8%(決っていない‥・76・0%、交渉中・未交渉含む‥・24・0%)
    ・ 区市町村国保→あり‥・92・5%(決っていない‥・89・8%、交渉中・未交渉含む・‥9・6%)
    ・ 国保組合→あり‥・85・0%(決っていない・‥88・2%、交渉中・未交渉含む‥・11・8%)

 この「メタボ対策 義務化3ヶ月・『特需』期待肩すかし」という記事と「東京都福祉保健局のアウトソーシングのアンケート調査」についての調査結果をご覧になり、何か閃いた事はありましたか?
 〜さて、さて・‥メタボ健診に伴うアウトソーシング事業をSC業界にとって大きなビジネスチャンスにつなげるには、どのようなアイデアや取り組み、仕組みづくりが必要なのでしょうか?! 「釈迦に説法」で誠に恐縮ですが、区市町村の担当課や健保組合などの保険者との情報交換などを活発にすること、同時にメタボ予防・解消のプログラムや教室、講座などの情報発信を含めた地域関係づくりを強化、継続していくマーケティング戦略が何よりも求められると思います。 先ずは、先手必勝!! 先行逃げきりに活路あり!?
 〜なるほど、なるほど。最後までお読み頂きまして有り難うございました。次回は、市町村とSCが連携した“メタボ事業”参画のマーケティング事例についてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。読者の皆様に、何か良い“気づき”があれば幸いです。では、今月はこの辺で。

(有)アクアヘルスコミュニケーションズ
大方 孝

 
 

 

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