AQUA HEALTH COMMUNICATIONS
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Vol.12 平成17年12月

 

水中運動効果の広報活動を!

 『動く喜び、動ける幸せ』[運動器の10年・骨と関節の日]市民公開講座(主催:東京都臨床整形外科医会、東京都『運動器の10年』推進委員会、産経新聞社。後援:東京都、日本医師会、日本『運動器の10年』推進委員会、日本整形外科学会、日本臨床生計外科医会、日本運動器リハビリテーション学会、骨粗鬆症財団、日本レクリエーション協会)が10月15日、品川インターシティホールで開催された。
 『運動器の10年』は、『新しい世紀の始まりとともに「Bone and Joint Decade」世界運動がスタートした。この運動は、スウェーデンのルドン大学のリドグレン教授が提唱したもので、00年1月ジュネーブの世界保健機構(WHO)本部においてその発足が宣言された。運動器は、四肢・体幹の骨格、関節、靱帯、筋や脊髄・神経であり、身体の感覚を脳に伝えて、反射的或いは、意思に基づく身体運動を行う器官である。運動器官が外傷や加齢に伴う変性・変形により障害されると、身体に慢性の痛み、日常の適切な運動が行なえなくなり、不自由な生活を余儀なくされる。身体運動が行えなくなると、脳や神経系のコントロール機能が衰え、痛みに過敏になり心のストレスにも悩まされ、循環系や代謝系の健康にも影響を及ぼすことになる』
 この運動の目標は、『@運動器障害の実態を世界各国がWHOと協同して調査し、患者・その家族・職場・社会や経済に及ぼす負担を把握し、これを社会に知って貰う。A患者や市民に自らの運動器の健康管理について、より積極的に参加して頂く。B質の高い、経済効率の良い医療・予防法を広く実施する。Cより本質的な治療・予防法を開発するための基礎的研究を推進すること』にある。
 『運動器の障害の頻度は高く、社会に与える負担も極めて大きいが、癌や心臓・脳の障害に比べて、これまで社会から重視されてこなかった。そこで、日本整形外科医会として、平成6年より「骨と関節の日」を定め運動器の健康の重要性を市民に訴えてきた』というものだ。(CLINICIAN'02 NO.511「運動器の10年」/高知医科大学・整形外科学 教授・山本博司氏より)
今回の市民公開講座では、第一部として「骨と関節の健康なくして、健康寿命なし!」の演題でパネルディスカッションが行なわれた。そして、第二部では「身近なレクリエーション・スポーツを見てみよう!」と題して、デモンストレーションタイムが設けられた。
 今回の講座の特色として、楽しみながら続けることが出来る身近なスポーツを紹介する企画として、@ボールルームダンス(日本ボールルームダンス連盟)、Aゲートボール(日本ゲートボール連盟)、Bフォークダンス(日本フォークダンス連盟)、C水中運動(日本スイミングクラブ協会)、D太極拳(日本健康太極拳協会)の5つのスポーツが実演や映像で紹介された。
幸運なことに、(社)日本スイミングクラブ協会の生涯水泳科学研究委員会委員として、私が今回の市民公開講座で『水中運動』を映像により紹介訴求する機会を得た。
 この水中運動は、中高年者をはじめ各世代で健康増進に繋がるものとして注目されており、健康増進だけでなく運動器障害のリハビリテーションとして水中運動療法としても幅広くアクアエクササイズが行われている。市民公開講座では、中高齢者が健康で活動的な生活を維持する為には、運動器の機能を維持増進させることが求められ、日常生活だけでは、なかなか保持することが難しい機能低下を予防する水中運動の効果を水中動作も交え映像として紹介した。また、水の浮力により関節の負担を軽減しながら、同時に抵抗により筋力の維持・強化ができ、水圧により呼吸循環系の効果も得られる運動が誰にも手軽に簡便行えるという水中運動の持つ特色を説明できたことで、運動することの重要性や水中での運動の効果などを啓発することが多少なりとも出来たのではないだろうか。
東京都臨床整形外科医会主催「骨と関節の日」記念市民公開講座 この市民公開講座を契機に、運動器の疾患で悩む方々が水中運動を始められ予防・改善に繋がることを大いに期待したい。さらに、また「水中では、水の物理的特性を利用し、持久的なトレーニングや筋力トレーニングを行うことができ、関節・筋肉・靱帯等に過度な力を加えることなく安全に運動を行うことが出来る」という効果・効能を、もっと広く世の中に訴求する広報活動の重要性を感じた。このような市民公開講座を医療関係機関と協働して国民的なキャンペーンを展開すれば、きっと、わが国にとっても、医療機関やスイミング業界にとっても、さらにより良き結果に繋がるのではないだろうか!?と「水中運動バカ一代」は思います。
 なるほど、なるほど。では、今日はこの辺で。最後まで、お読み頂きまして有り難うございました。

(有)アクアヘルスコミュニケーションズ
大方 孝

 
 

 

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